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LDS3000は、前モデルであるLDS2010に比べて精度、測定結果の再現性、およびリーク検知の速度において新たな基準を確立しています。これにより、より高い信頼性と効率の向上が期待されます。

330 × 240 × 280 mm（13 × 9.45 × 11.1in）という非常にコンパクトなサイズを持ち、リーク検査システムへの組み込みが容易です。これにより、設置スペースの最適利用が可能となります。

コントロールモジュールが従来の19インチから外れ、新しいデザインになりました。これが、コンパクト性とケーブルの取り回しの改善に寄与しています。

ケーブルの取り回しに大幅な改善が加えられ、これが設置スペースと設置コストの削減に寄与しています。スマートな配線は、システムの設置およびメンテナンスを容易にします。

タッチスクリーンとフィールドバス接続といったオプションが用意され、これによりより簡単な操作と柔軟な接続が可能です。ユーザビリティを向上させ、運用の効率を高めます。

LDS3000は、小型でありながら高い性能と使いやすさを兼ね備え、リーク検知システムの進化に寄与しています。新しい章が開かれ、製造業や関連分野でのリーク検査において新しいスタンダードを確立することが期待されます。

【仕様】

最小検知リークレート

Grossモード：≤1 × 10 Pa·m³/s（ヘリウム排気速度 > 5 l/s）

Fineモード：≤5 × 10 Pa·m³/s（ヘリウム排気速度1.7 l/s）

Ultraモード ：≤1 × 10 Pa·m³/s

Snifferモード：≤1 × 10 Pa·m³/s

測定単位（選択可能）: mbar l/s、Pa m³/s、atm cc/s、g/a、ppm

最大吸入口圧力：1000Hz時

Grossモード：1800 Pa

Fineモード：90Pa 

Ultraモード 2：0Pa

応答時間：< 1秒

イオンソース：長寿命ダブルフィラメント、イットリアコートイリジウム

真空接続：DN 16 KF/DN 25 KF

デジタル入力／出力：10 × 入力、8 × 出力（I/O1000使用時）

制御入力：PLC互換（最大35 V）

チャートレコーダー出力lin/log：0～10 V

インターフェース ：RS232、RS485、またはフィールドバスシステム

寸法（L × W × H）:330 × 240 × 280 mm

周囲温度範囲：10〜45℃

保証：1年（イオンソースについては3年）

オプション：I/O1000モジュール（入力･出力）

※製品画像はメーカーより許可を得て掲載しています

※機器のスペック仕様は、各メーカーのカタログ掲載値を引用

校正ルーチン特許の採用： 新たに取得した特許により、LDS3000の校正を20秒以内に行うことが可能です。これにより、素早くかつ正確な校正が行えます。

 I-CALの実用化： I-CALは微妙な測定範囲における非常に僅かなリークを素早く、確実に検出するための効果的なアルゴリズムです。このアルゴリズムの採用により、サイクルタイムが短縮され、高い感度が得られました。また、長年にわたりインフィコン製品に使用され、優れた成果を上げています。

 TMP圧縮： 高性能TMPの高いポンピング速度と圧縮により、リーク検出時においてヘリウム汚染によるダウンタイムが低減しました。このポンプの採用により、最低検出限界条件で最大1800Paのインテーク圧力が可能となりました。