特長
- 共振法により、ノイズに強く、ずり応答の測定感度が高い
- ツインパス法(反射型レーザ干渉計)により、不透明試料の測定が可能
FECO(等色次数干渉縞)法による測定もサポート - ソフトウェアにより自動で周波数を変えながら、共振ずり応答の測定が可能
- FFT(高速フーリエ変換)による測定モードも搭載し、共振ずり応答の迅速な測定が可能
- 共振カーブ描画ソフトにより、すぐに結果を確認することが可能
- 集光加熱システム(オプション)により試料部を室温~100℃まで温度を変えて測定可能
共振ずり測定の使用例
- ナノメートルの空間中の液体の構造化挙動、粘性、摩擦、潤滑特性を距離の関数として評価
- 潤滑材などのナノトライボロジー特性評価
- 液晶および配向膜の特性評価
表面力測定の使用例
- 電気二重層力、表面電位、接着力、吸着特性、分子間相互作用などの評価
- 生体分子間の相互作用の測定
- 高分子の吸着状態や分子の拡がり・硬さの測定
仕様
試料体積 | 不揮発性液体、20 ~ 30μl |
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測定モード | 表面力 共振ずり測定 ・周波数スキャン法 ・FFTスキャン法 |
距離測定分解能 | 1nm ※1 |
距離制御分解能 | 0.01nm以下/パルス |
表面駆動範囲 | 5μmから接触まで |
※1環境に依存します。