液体窒素ジェネレータ│アルバック・クライオ社製（EMPシリーズ）

特長

液体窒素の手配がいらない

必要なのは電源のみで、『ECOモード』を搭載しているため、液体窒素の残量に応じて運転を自動制御。消費電力を抑えた省エネ運転を行います。インフラ整備が十分でない国や地域、離島でも常時安定した冷却が可能です。

液体窒素の残量確認が不要な常時安定供給

常に液体窒素を安定供給できるため、頻繁な残量確認が不要となり、日常業務の煩雑さから解放されます。

災害時も安心のバックアップ電源対応

バックアップ電源を接続できるため、災害時でも冷却を継続でき、研究所などで貴重な細胞（バイオロジカルサンプル）の安定的な冷却が可能です。

液体窒素運搬時の安全性向上

研究所内での液体窒素の運搬には意外と手間がかかりますが、本製品を導入することで、液体窒素の管理や補充に伴う煩雑さが軽減され、安全性が向上します。

凍結保存容器への自動供給にも対応

凍結保存容器への液体窒素の自動供給実績もあります（※凍結保存容器の仕様によっては、自動供給できない場合がありますのでご相談ください）。

注意事項

• 液体窒素ジェネレーターは、高圧ガス保安法に基づく高圧ガス製造設備に該当するためお客様が各自治体に届け出を行っていただく必要があります。
  弊社ではその手続きをお手伝いいたします。
• 年に1回の保安教育の実施が必要となり、安全にお使い頂くために年1回程度の定期点検をお勧めいたします。

用途

各民間企業や大学・研究所などで細胞・組織・ワクチンなどの凍結保存容器に使用されております。

• iPS 細胞
• 畜産関係の人工授精サンプル保管
• 腫瘍細胞や組織、培養株細胞
• 精子や受精卵
• リンパ球・血小板・骨髄・白血球
• 動物の臓器・神経細胞
• バクテリア・ウイルス等

＊医療現場で不妊治療、iPS細胞、組織、幹細胞などの凍結保存やイボの切除、がんの凍結治療で使用されております。＊研究現場で物理・化学・材料などの分野で物性研究、素粒子研究・量子工学・宇宙計測などの未踏領域分野、さらに冷却が必要なさまざまな研究施設で使用されております。
＊畜産現場で牛の精液や受精卵などの細胞の保存を目的とした現場で使用されております。
＊その他の使用用途として、疲労回復や体質改善などを目的としたクライオセラピー（低温サウナ）、コンピュータの冷却用、半導体メーカー業界、アイスや分子ガストロノミー料理、飲料・食品などの酸化防止etsで幅広く様々な業種で使用されております。

仕様

オプション製品

自動供給システム（液化窒素デュワー）

部品構成

• 静電気容量式液面検出器
• 供給容器用アダプター
• レベルインジケーターボックス
• 液面検出器コード（最大 10m）
• 簡易保冷付き鋼なまし管（最大 10m）

※静電容量式液面検出器とアダプターはお客様の容器に合わせて設計をいたします。
※容器形状・設置場所等によっては取り付けが出来ない場合があります。
※静電容量式液面検出器の取り付けにより、容器仕様によってノイズが発生する可能性があります。
あらかじめ容器の仕様についてはご相談くださいますようお願いします。
※メーカー準備範囲外の製品となります。ご了承ください。

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