このページは、真空機器の総合商社「三弘エマテック」が制作・編集しています。
「液体窒素生成装置」など、液体窒素を作る過程で真空技術は必要不可欠な技術です。
わかりやすく、くわしく説明しますので、ぜひお役立てください!
目次
液体窒素の基本と特性
液体窒素とは何か
液体窒素は、窒素ガスを極低温に冷却して得られる無色透明・無臭の液体です。
液体窒素の沸点は約-196℃の温度で、非常に低い温度特性を持っています。
液体窒素の特性と性質
液体窒素は極低温であり、触れると凍傷を引き起こす危険性があります。
また、比重は空気に近く常温で速やかに気化し、膨張する性質があります。
これにより冷却や保存の用途に適しています。
窒素ガスとの違いについて
液体窒素と窒素ガスの主な違いは温度と状態です。窒素ガスは常温で気体として存在し、
液体窒素は極低温で液体の状態を保ちます。また、用途や取り扱い方法も異なります。
液体窒素の作り方と方法
液体窒素の製造方法の概要
液体窒素は空気(大気)を圧縮し、冷却しながら埃、水分、二酸化炭素を除去する。
その温度差を利用して窒素を分離し、さらに冷却することで生成されます。
液体窒素生成装置の紹介
液体窒素生成装置とは
液体窒素生成装置は、空気中を送り込み、窒素(+アルゴン)と酸素に分類します。
分類された窒素をジェネレーター(冷凍機)で-196℃に冷却することで液化する仕組みです。
主に産業用や研究用に使用されます。
弊社で取り扱う液体窒素ジェネレーターをご紹介いたします。
液体窒素生成装置の特徴
従来の「窒素ガスは購入するもの」から「液体窒素をつくる」を可能にした画期的な
液体窒素発生装置です。
バックアップ電源を取り付けることにより、災害時にも電源供給が不要。
保安が大切な現場での安定的な冷却保存を可能にします。
液体窒素生成装置のメリット
液体窒素の手配が不要
液体窒素生成装置に必要なのは電源のみ。いつでも・どこでも・必要な場所で液体窒素が生成でき、
常時冷却が可能です。
液体窒素の残量管理が不要
常に安定供給が可能になるので、面倒な液体窒素の残量確認も不要になります。
作業低減による安全性の向上
従来、液体窒素の運搬に伴う管理は非常に手間がかかっていました。
液体窒素の性質から安全性の確保も大変です。
液体窒素生成装置により、管理・補充に伴う煩雑さから解放され安全性が高まります。
医療分野での利用と効果
医療分野では、液体窒素は皮膚科治療や細胞保存、組織の冷凍保存に利用されています。
例えば、いぼや腫瘍の冷凍治療に使われます。
食品業界における液体窒素の活用
食品業界では、急速冷凍や食品保存に液体窒素が用いられます。
これにより食品の品質を保ちながら保存期間を延ばすことができます。
液体窒素生成装置にご興味のある方、三弘エマテックへご相談ください。
液体窒素の作り方および、液体窒素生成装置「液体窒素ジェネレーター」をご紹介しました。
ご紹介した製品以外にも、ご不明点やご質問があれば、お気軽に三弘エマテックまでご相談ください。